20041206

　「広史ー？、ただいまー？」
　「…」

　「寝てる？」

　（無防備な寝顔ってのもかーいーもんよね。）

　（でもせっかくだしここを…）

　「ん、は、はぁ、、くー、はー」

　（やっぱり、でもちょっち楽しいかも、うりうり）

　「んーんー」

　（さすがにちょっと苦しそうか、じゃあ最後は目覚めの…）

　「ひーろし」
　「ん、……ん。」

　（起きない？むっ、かくなる上は枕を！）サッ、バサッ、ギュ！

　「…、んー！ま！、…。」（声にならない叫び。）
　…
　「やばい？」

　「ぜはっ、はっ、！？、うあ？あに？、ま？」
　「おはよう広史。」
　「んあ？さあんくぁ？、枕が？…さざんか？あれ、えおはよう。」

　「ふふー、寝顔可愛かったぞー。」
　「な、ちょ、って起こしてくれりゃ良かったのに交代でしょ。」
　「それなんだけどまだ平気、もんばん一号起動してきたし時間もまだだから。」
　「なんかあったの。ところでなんで起きたとき枕が顔の上に」
　「そうそうちょっと聞いてよ見逃してたんだけどまぐ菜ちゃんとこちょっと更新されてたの。」
　「それでうちも更新しようとってわけか。」
　「うんそうそう、それでむこうどんなネタだと思う？」

　「妖怪枕返し？」
　「そりゃうちの、はっ！？」
　「語るに落ちたなさざんか！せっかくいい夢みてたのに。」
　「ごめんってところでどんな夢だったの？」
　「よく覚えてないけど、その、えーと、こう。」

　「広史顔赤くない？」
　「さ、さざんかこそっ！」