20050215

　「くー・・・」

　「んあ、ありゃ、もう夕方だ。」

　「・・・すー・・・」

　「また炬燵で寝ちゃってたか、そういや本戦中にそんなシチュもやったっけなあ。」

　「・・・」

　「いろいろあったもんだ・・・」

　「・・・」

　「…」

　「…」

　「結局僕らは猫写真に依らない萌えは実現できたんだろうか。」

　「…」

　「・・・二人でフィールドとミソロギアの境界の監視役ってのに不満は無いけど」

　「…？」

　「もし僕が、…いや。」

　「…」

　「…ふぅ」

　「もし、なに？」

　「もし、もしも、こっちにこないで暮流来留市の…」

　「広史」

　「…いやそもそも広史という名が…」

　「広史！」

　「…さざんかのパートナーとしてすら…」

　「ひろしっ！！」

　「！、え！？、あ、…起きたんだ。」

　「広史」

　「あ、うん、どしたのそんな顔して」

　「馬鹿」

　「…」

　「…」

　「ごめん」